SUNDAY MAINICHI-6

2011.9-10 

ぼくの見たバルカン-その4 モンテネグロ
(2011年9月24日〜10月11日)

 モンテネグロは"黒い山"という意味。アドリア海からこの国を望むと黒々とした山が連なって見えたことに由来する。福島県ほどの大きさ。人口は62万人。
  チトーは偉大な指導者だった。1980年彼の死後は紛争、分裂が相次ぎ、結局旧ユーゴスラビアはセルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、マケドニア、スロベニア、モンテネグロとコソボの七つの国に分裂した。 (地図をみる?)
  モンテネグロは欧州連合の経済通貨統合には参加していないが、ユーロが法定通貨となっている。  
  モンテネグロの国境では、セルビアの旅行会社の車が待機してくれている。6月に別チームが旧ユーゴを遠征した時(注)もこの会社を使っているので要領がいい。社長自らサイクリストだけあって、自転車もよく整備されている。自転車を運ぶトレーラーはこの会社のオリジナルな設計ということだった。  
  モンテネグロは山と湖の景色が素晴らしい。ポドゴリツアとルディンス村の山小屋に合計2泊する。山小屋は標高1000mを超えるところにあり、この時期夜は寒い。夏にはヨーロッパのサイクリストがここを目指してくるので満室になるそうだ。

アルバニアとの国境からポドゴリツア

モンテネグロ入り口
2台の車で移動
ツアーガイドのビーチャン(学芸大に留学していた)
山の風景
野生のシクラメン
ポドゴリツアのホテル

 

ポドゴリツアからルディンス村

ここから60キロ走行する。標高差840mをのぼる
市川さんのパフォーマンスに小学生も興味津津
山の上にも鉄道が
風景
真ん中の雑誌に注目。 Sudokuがここにも普及している。値段は1ユーロ
この時期暖房用の薪つくりが重要な仕事
今日の自転車走行はここまで
山上から
薪の積み方が美しい
山小屋にて
一戸4人まで収容できる ぼくはダニにやられ帰国するまでなやまされた。Aさんのもっていたタイガーバームを試用。これは万能でっせ
昨晩の宴会がききましたか
湖畔

 

つづく

(注) シルクロード雑学大学の企画で「ツール・ド・シルクロード20年計画」第19次遠征旧ユーゴ探検隊のことで、来年は20年目となる。詳しくは下記サイトをアクセスしてみてください。    
http://www.geocities.co.jp/silkroad_tanken/

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