四国八十八ヵ所巡礼の旅 -5 (2011.3/3〜28)
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快食、快眠、快便
ここにくると、生活習慣病が治るという。事実ぼくの友人も歩き遍路で半分まわってそれまで高かった血圧と血糖値が正常になり、主治医から何かしたかと不思議がられたという。
今日のルートは土佐市を出て36番青龍寺(しょうりゅうじ)へ行き、浦ノ内湾北側を走って須崎へ。このあたりは気候が温暖で特産の文旦がうまい。須崎を過ぎると56号線は山に入り、天気は良かったが七子峠(須崎、窪川間)では雪花が散っていた。37番岩本寺の宿坊に泊まる。ここの本堂の天井にはいろんな絵が描かれているが、なぜかマリリンモンローも。これをめあてに泊まる人もいるんだとか。
本日の走行距離は70km。
<3月12日(月)>
昨日はぼくの68歳の誕生日。今日は豪華に温泉のある足摺テルモに宿泊です。予定では岩本寺から足摺岬でしたが、走行距離が100kmに近いため、窪川から輪行で中村まで行き、39番延光寺から三原村を通り足摺へ。
三原村では四万十みはら菜園に立ち寄りました。 なんとカゴメとの提携でトマトの木、6万5千本。オランダから養液栽培技術を導入した野菜工場でした。見学料は一万円と言われたが、駄目もと精神で小八木社長さんにアタックしタダで見せて貰いました。温度、湿度、養液濃度と炭酸ガス濃度はコンピューターで管理し、出入りする際は消毒を徹底する。受粉にはオランダから輸入したミツバチを使う。従業員は50人で毎日の出荷は10トントラック2台分。試食した完熟トマトは甘みのあるすばらしい味。最先端の栽培技術でTPP大歓迎ということでした。三原村はこの他、土佐すずりと米の産地。三原米を食べたら他の米はたべられんぜよ。
足摺岬へ行くには海岸線を通り間違っても真ん中の道は通るな、と言われたのですが、どこで間違ったかスカイラインを登ってしまった。途中で気がついたのですが、とんでもない苦行になりました。走行距離は87km。